この記事では、海の日が変わった理由を、7月20日だった理由や現在の日付になった経緯を紹介します。
海の日が変わった主な理由は、祝日を月曜日に移して三連休を増やすハッピーマンデー制度の対象になったためです。
その理由は、7月20日の由来を残しつつ、休暇を取りやすい形へ祝日法が改正されたからです。
しかし、例外の年もあるため、カレンダーなどでしっかり確認するのが大切ですよ。
海の日が変わった理由は三連休を増やすため
海の日が変わった理由は、7月20日固定の祝日から、7月の第3月曜日へ移されたためです。
現在、内閣府は海の日を「7月の第3月曜日」とし、趣旨を「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」と説明しています。
変更の大きな目的は、月曜日を祝日にして土日とつなげ、三連休を作りやすくすることでした。
| 時期 | 海の日の日付 | 理由 |
| 1996年から2002年 | 7月20日 | 海の記念日に由来する固定日 |
| 2003年以降 | 7月の第3月曜日 | ハッピーマンデー制度による三連休化 |
| 2020年と2021年 | 特例で別日に移動 | 東京オリンピック・パラリンピックに合わせた特例 |
表のとおり、海の日は「意味が変わった」のではなく、「日付の決め方が変わった」と考えると分かりやすいです。
ハッピーマンデー制度で第3月曜日になった
海の日は、平成13年の祝日法改正により、平成15年から7月の第3月曜日に変更されました。
日本海事広報協会も、平成15年から海の日が7月の第3月曜日となり、三連休化されたと説明しています。
つまり、海の日が変わった理由は、特定の日付を記念するよりも、国民が連休を取りやすくする仕組みに合わせたためです。
毎年日付が動くように見えるのは、祝日が「7月20日」ではなく「7月の第3月曜日」で決まるようになったからです。
7月20日の意味が消えたわけではない
海の日が第3月曜日になっても、7月20日の意味がなくなったわけではありません。
内閣府は、制定当初の海の日が7月20日だった理由について、7月20日が「海の記念日」として長く親しまれていたこと、7月に祝日がなかったこと、真夏の始まりで海に親しみやすい時期だったことを説明しています。
そのため、現在の海の日は日付こそ移動しますが、海の恩恵に感謝する祝日という趣旨は変わっていません。
海の日が7月20日だった由来
もともと海の日は、7月20日に置かれていました。
この日付には、海に関する歴史的な背景があります。
単に夏休み前の祝日として作られたのではなく、海と日本の関わりを見直す意味が込められていました。
| 項目 | 内容 |
| もとの記念日 | 海の記念日 |
| 日付 | 7月20日 |
| 祝日化 | 平成8年から国民の祝日 |
| 現在の日付 | 7月の第3月曜日 |
ここから、7月20日がなぜ海の日の出発点になったのかを整理します。
海の記念日がもとになっている
海の日のもとになったのは、昭和16年以来の「海の記念日」です。
九州運輸局は、1876年に明治天皇が「明治丸」で航海し、7月20日に横浜港へ帰着したことにちなみ、1941年に「海の記念日」が制定されたと説明しています。
この背景があるため、当初の海の日は7月20日でした。7月20日は海の日の由来を語るうえで重要な日付です。
国民の祝日になったのは平成8年から
海の日は、平成7年の祝日法改正により、平成8年から国民の祝日になりました。政府広報オンラインでも、海の日は平成7年の祝日法改正で平成8年から設けられ、その後、平成13年の改正で平成15年から現在の7月第3月曜日になったと説明されています。
つまり、流れは「海の記念日」から「7月20日の国民の祝日」へ進み、その後「7月第3月曜日の国民の祝日」へ変わった形です。
祝日の名前や趣旨が変わったのではなく、祝日としての運用方法が変わったと見ると理解しやすくなります。
2020年と2021年だけ海の日が移動した理由
海の日について調べると、2020年や2021年だけ日付がさらに違っていたことに気づくかもしれません。
これは、通常のハッピーマンデー制度とは別の理由です。
東京オリンピック・パラリンピックに合わせた特例措置として、一部の祝日が一時的に移動しました。
| 年 | 通常なら | 実際の海の日 | 理由 |
| 2020年 | 7月の第3月曜日 | 7月23日 | 東京大会に合わせた特例 |
| 2021年 | 7月の第3月曜日 | 7月22日 | 東京大会に合わせた特例 |
| 2022年以降 | 7月の第3月曜日 | 原則どおり | 特例終了 |
この移動は一時的なもので、海の日の基本ルールが再び変わったわけではありません。
東京オリンピックとパラリンピックの特例だった
内閣府は、令和2年と令和3年に限り、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に合わせて、海の日、スポーツの日、山の日が移動したと説明しています。
2020年の海の日は7月23日、2021年の海の日は7月22日でした。
このため、「海の日はまた変わったの?」と感じた人もいますが、これは大会開催に合わせた限定的な特例です。
現在は原則として7月第3月曜日に戻っている
現在の海の日は、原則として7月の第3月曜日です。
たとえば、内閣府が示す令和8年、2026年の国民の祝日では、海の日は7月20日とされています。
これは「7月20日に戻った」というより、2026年の7月第3月曜日がたまたま7月20日になるためです。
今後も確認するときは、固定日ではなく第3月曜日かどうかを見ることが大切です。
海の日の日付を間違えないための確認ポイント
海の日は、年によって日付が変わるため、毎年同じ日だと思っていると予定を間違えやすい祝日です。
特に旅行、学校行事、仕事のシフト、銀行や役所の予定を立てる場合は、最新の祝日情報を確認しておくと安心です。
| 確認すること | 見るポイント |
| 今年の海の日 | 7月の第3月曜日か確認 |
| 7月20日との関係 | 重なる年もあれば重ならない年もある |
| 特例の有無 | 公式の祝日情報で確認 |
| 連休の並び | 土日とつながるか確認 |
海の日は身近な祝日ですが、日付の決まり方を知るだけで混乱しにくくなります。
カレンダーでは第3月曜日を確認する
海の日を確認するときは、まず7月の第3月曜日を見ます。
現在の祝日法上の海の日は「7月の第三月曜日」とされており、日本法令外国語訳データベースにも同じ内容が掲載されています。
そのため、古い感覚で7月20日だけを見てしまうと、年によっては祝日を間違える可能性があります。
毎年のカレンダーで第3月曜日を確認するのが確実です。
7月20日と重なる年もある
海の日は第3月曜日なので、年によっては7月20日と重なることがあります。
2026年の海の日は7月20日です。これは、昔の固定日へ戻ったのではなく、7月20日が月曜日かつ第3月曜日に当たるためです。
「今年は7月20日だから元に戻った」と判断せず、第3月曜日というルールに当てはめて確認すると間違いにくくなります。
海の日が変わった理由についてのまとめ
海の日が変わった理由は、7月20日固定の祝日から、三連休を作りやすい7月の第3月曜日へ移されたからです。
祝日の趣旨である「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う」という意味は変わっていません。
もともとの7月20日は「海の記念日」に由来する大切な日付です。
ただし、現在の日付は第3月曜日で決まるため、年によって7月15日ごろになったり、7月20日と重なったりします。
旅行や仕事、学校行事の予定を立てる場合は、7月の第3月曜日と覚えておきましょう!
